店頭に行って選ぶプリンターの判断基準の試し刷り

プリンターはスペックだけでは判断できない部分もある。そこで試し刷りした写真を見てみるだけでも、性能の判断ができる点もいろいろとあるため、しっかりとみて判断することで、後悔しない買い物になる。

プリンターの性能というものは、スペックだけで判断できない部分が存在します。

それは、使う人間の主観というものが大きく左右するためなのであり、きれいかどうかを判断していくのは、スペックよりも自分の目と感性なのです。

そこで、店頭では試し刷りしたものなどから判断することが大切なのですが、判断基準を定めておかなければ、同じ写真を見るわけではないため、うまく比較ができないのです。

空などが映っている写真があるなら、一つ大きな基準になります。

インクの中でも青を使った空は、透明度を感じることができるかどうかということはとても大きな基準です。

明度が高く彩度の低い空はプリンターの性能評価にはぴったりのものといえます。

白い部分を見るのも重要なことです

インクジェットプリンターの特性として、白い部分にはインクが吹き付けられていません。

そして、白の部分には光の量が多いために、諧調がない真っ白になってしまう、白とびが起きていることがあります。

これも大きな基準になるのです。

影になっている部分もしっかりとみていきたい部分です。

どうしても印刷時には潰れてしまう部分になりますし、きめ細やかに再現できている場合などであれば、かなりいい性能を持っていると判断できるわけです。

慣れなければ判断するのに難しい部分も持っているのは確かです。

細かな点ではありますが、こういった点を踏まえ、試し刷りなどを覗いてみると、本当のプリンターの性能が見えてきたりするのです。

その際にはインクの種類のチェックも大切です。

買ってみたら純正品しかカートリッジが使えないようでは、ランニングコストが高騰してしまい、印刷する機械がどんどん減ってしまうことだってあるからなのです。

プリンターインクの豆知識